
ちゃん
それでは、ここからはさまざまな「単語」を、その「性格」を確認しながら見ていきましょう!
1. 『おいしい』系の単語
good
いちばん簡単な表現で、直訳すると『よい』ですから、『味がよい』=『おいしい』ということになりますね。
- 強さ:いたって普通の言い方ですので、少し落ち着いている感じでしょうか。
- やわらかさ:少しカジュアル寄りだと思います、フォーマルな使い方はあまりないでしょう。

nice
日本語でも使われていて、いい感じの言葉というイメージがありますが、この『nice』という表現は、実はあまり褒めていない、『悪くはない』程度の気持ちです。
- 強さ:いいね、という「強い」気持ちは入っていませんので、goodより落ち着いています。
- やわらかさ:こちらは『good』と同程度の少しカジュアル寄りだと思います。

tasty
『good』や『nice』より、味にフィーチャーした表現です。「taste (味)」から来ています。
- 強さ:語源からして味にフィーチャーしているので、「おいしい」の意味としては強めです。
- やわらかさ:『good』『nice』よりさらにカジュアルな表現かもしれません。

delicious
これも有名な単語ですね。他の3つよりも褒めていて、砕けていないのでビジネスでも使える表現です。
- 強さ:『tasty』よりも「おいしい」の度合いが強いと思います。
- やわらかさ:ビジネス用語ではありませんが、砕けてはいません。

他にも「out of this world」(この世のものとは思えないおいしさだ)や、「appetizing」(食欲をそそるようなものだ)などいろいろな表現があります。
食事は特に楽しいものですから、単に『おいしい』『おししそう』だけでなく、もっとこの気持ちを伝えたい!と思うときがあると思います。
そんなとき、たくさんの単語・表現を知っていると、会話の幅が広がりますね。
2. 『おもしろい』系の単語
funny
「funny」にはちょっと『不思議に思う』的なニュアンスがありますので、声に出して文章を言うときは「funny」だけ言い方を変えてみるとよいでしょう。
例文 That’s funny, I told her some time ago. おかしいな、彼女にはさっき伝えたのに。
また、「funny」は『皮肉』でも使えます。これも「funny」の言い方にちょっと怒りを含めてみるのがコツです。
例文 That’s funny. それは面白いね。 =全然笑えないんだけど。

hilarious
かなりおもしろい、と言うときに使える気軽な言葉です。日本語の表現だと『超ウケる』でしょうか。

amusing
ややフォーマルに寄った言いです方。コンテンツとしておもしろかったものを、少しかしこまって言うような場合に使えます。

entertaining
少し上から、評価するような言い方かもしれません。「楽しませてもらいました」といったようなクールな言い方です。
単語としても長いので、わざわざこの言葉をチョイスするということからも、きちんとした言い方を選んでいるということになります。。

「おもしろい」と表現するということは、居心地のいい楽しい倍いることが多いでしょうから、さまざまな表現を覚えて豊かなコミュニケーションが取れるとよいですね!
3. 『やる』『試す』系の単語
try
使いやすい基本の単語ですね!
- 強さ:「試す」という意志が感じられ、若干強めの言葉かもしれません。
- やわらかさ:カジュアルでもフォーマルでもない、誰にでも使える言葉だと思います。
なお、この「try」は、後ろにくるものの違いでニュアンスが変わります。
参考までに見てみてください。
例① try to eat … 食べようとしてみる
例② try eating … 食べてみる

challenge
- 強さ:「挑戦する」という、『tey』より強い意志が感じられます。
- やわらかさ:『try』よりもフォーマルに使えそうです。

attempt
- 強さ:「試してみる」くらいの軽い気持ちのときでも使えます。
- やわらかさ:『try』や『challenge』よりも形式ばった表現になります。
後ろに『to do』を伴って『~しようと試みる』という言い方になります。
参考までに見てみてください。
attempt to solve the problem … その問題を解こうと試みる

give a shot
『やわらかさ』カジュアル寄りの単語です。
- 強さ:友人と話すときのような気軽さの、力の入っていない表現です。
- やわらかさ:「やってみよう!」くらいの軽さで使える表現になります。


ご紹介したほかにもたくさんの言い回しがありますよ!
引き続き、いろいろな言葉を勉強していきましょう。