【English】(10)表現力を広げる単語の知識 [3]

4. 『言う』『喋る』系の単語

tell

  • 強さ:「伝える」という意志を含みますので、少し強さはあるかもしれません。
  • カジュアルでもフォーマルでもなくフラットに使えるでしょう。

say

  • 強さ:強くもなく穏やかでもない、ど真ん中フラットな言葉です。
  • やわらかさ:砕けてもいない堅苦しくもない、ど真ん中フラットな言葉です。

talk

『言う』『喋る』というよりは、相手を必要として『会話をする』イメージです。

  • 強さ:相手がいることでさらに「特定の相手に伝える」ことが必須で、『tell』より少し強めです。
  • やわらかさ:これも、形式ばっていないフラットな言葉でしょう。

converse

これも、相手がいないと成り立たない『会話をする』という単語です。

  • 強さ:強さは「伝える」ことが必須なので『talk』と同じくらいでしょう。
  • やわらかさ:『talk』よりだいぶ固めの表現で、敬語のようなニュアンスもあります。

whisper

「ささやく」という意味です。『ウィスパーボイス』なんて言葉もありますね。

  • 強さ:繊細に「ささやく」わけなので、力は入っていませんね。
  • やわらかさ:力を入れずに話すという意味で、カジュアルな意識でいいと思います。

他にも「mumble」「shout」「yell」などいろいろな表現があります。

『強さ』や『やわらかさ』を考えてみて、どんなシチュエーションやどんな相手にふさわしいかを考えて話せるようになると、素晴らしい表現ができると思います。

5. 『うれしい』系の単語

happy

誰でも知っている、誰もがいちばんに挙げる表現ですね。
これを真ん中に置いて他の語を考えましょう。

satisfied

「満足している」という状態を表します。

  • 強さ:かしこまって紳士的な言い方かもしれません
  • やわらかさ:フォーマルです。たとえばレストランでお客さんがシェフに言うような言葉です。

glad

うれしさを表すと同時に「安心した」ニュアンスを含む言葉です。

  • 強さ:ほっとしているので、『落ち着いている』寄りですね。
  • やわらかさ:少しかしこまった感じがあるかもしれません。

delighted

フォーマル寄りの上品な表現で、『light』を含むあたり、光の差すような明るい感じがしますね。

  • 強さ:明るいイメージで素敵な、かつ強さもを持った表現です。
  • やわらかさ:上品な表現なので、少しかしこまっています。

6. 『とても○○』系の単語

very

よく使われる言葉ですね。強さはふつうですが、実はわりとフォーマルで砕けてない言い方です。

so

『very』に比べるとカジュアルで気楽に使う言葉です。日本語の「超」に似ています。
多用しすぎると、いわゆる『チャラい』感じがしますので注意が必要です。

incredibly

フォーマルにはあまり使用しませんが、発音に感情を込めることでとても強調のできる言葉です。

considerably

固めの表現で、ビジネスの話などにも使えます。重大さや深刻さ、真面目な話であることを感じさせます。

なるはや<br>ちゃん
なるはや
ちゃん

単語をどれだけ知っているか、使い方をわかっているかで、表現の豊かさが大きく変わりますので、がんばって習得しましょう!

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