4. 『言う』『喋る』系の単語
tell
- 強さ:「伝える」という意志を含みますので、少し強さはあるかもしれません。
- カジュアルでもフォーマルでもなくフラットに使えるでしょう。
say
- 強さ:強くもなく穏やかでもない、ど真ん中フラットな言葉です。
- やわらかさ:砕けてもいない堅苦しくもない、ど真ん中フラットな言葉です。
talk
『言う』『喋る』というよりは、相手を必要として『会話をする』イメージです。
- 強さ:相手がいることでさらに「特定の相手に伝える」ことが必須で、『tell』より少し強めです。
- やわらかさ:これも、形式ばっていないフラットな言葉でしょう。
converse
これも、相手がいないと成り立たない『会話をする』という単語です。
- 強さ:強さは「伝える」ことが必須なので『talk』と同じくらいでしょう。
- やわらかさ:『talk』よりだいぶ固めの表現で、敬語のようなニュアンスもあります。
whisper
「ささやく」という意味です。『ウィスパーボイス』なんて言葉もありますね。
- 強さ:繊細に「ささやく」わけなので、力は入っていませんね。
- やわらかさ:力を入れずに話すという意味で、カジュアルな意識でいいと思います。
他にも「mumble」「shout」「yell」などいろいろな表現があります。
『強さ』や『やわらかさ』を考えてみて、どんなシチュエーションやどんな相手にふさわしいかを考えて話せるようになると、素晴らしい表現ができると思います。
5. 『うれしい』系の単語
happy
誰でも知っている、誰もがいちばんに挙げる表現ですね。
これを真ん中に置いて他の語を考えましょう。
satisfied
「満足している」という状態を表します。
- 強さ:かしこまって紳士的な言い方かもしれません
- やわらかさ:フォーマルです。たとえばレストランでお客さんがシェフに言うような言葉です。
glad
うれしさを表すと同時に「安心した」ニュアンスを含む言葉です。
- 強さ:ほっとしているので、『落ち着いている』寄りですね。
- やわらかさ:少しかしこまった感じがあるかもしれません。
delighted
フォーマル寄りの上品な表現で、『light』を含むあたり、光の差すような明るい感じがしますね。
- 強さ:明るいイメージで素敵な、かつ強さもを持った表現です。
- やわらかさ:上品な表現なので、少しかしこまっています。
6. 『とても○○』系の単語
very
よく使われる言葉ですね。強さはふつうですが、実はわりとフォーマルで砕けてない言い方です。
so
『very』に比べるとカジュアルで気楽に使う言葉です。日本語の「超」に似ています。
多用しすぎると、いわゆる『チャラい』感じがしますので注意が必要です。
incredibly
フォーマルにはあまり使用しませんが、発音に感情を込めることでとても強調のできる言葉です。
considerably
固めの表現で、ビジネスの話などにも使えます。重大さや深刻さ、真面目な話であることを感じさせます。
なるはや
ちゃん
ちゃん
単語をどれだけ知っているか、使い方をわかっているかで、表現の豊かさが大きく変わりますので、がんばって習得しましょう!