【English】(8)表現力を広げる単語の知識 [1]

表現力とは

「表現力」とは何でしょうか?

『見たり聞いたりしたものやことを的確に理解できたり言葉で表せたり、
自分の言いたいこと・伝えたいことを的確に発信することができること』だとします。

たとえば「うれしい」という気持ちを伝えたいとき…

真っ先に「happy」という単語が思いつくと思いますが、他にも「glad」「satisfied」といった言い方などもあります。


ひとつの気持ちを示す表現(単語)はたくさんありますので、それをいくつかまとめて覚えることが大切になります。

なるはや<br>ちゃん
なるはや
ちゃん

なぜ『まとめて』覚えることが大切なのでしょうか?

なぜ単語を「まとめて」覚えることが大切か

読み書きのレベルをアップさせるため

いろいろな表現を知らないとひとつの文章の中で同じ言葉を繰り返すことになってしまいます。

英語は、ひとつの文章の中で同じ言葉を繰り返さないことがよしとされている文章なので、 同じ言葉を あまりに繰り返していると、英語ができない人と思われたり、発言していることの信頼感すらが失われかねません。

豊かな表現を実現し相手によりよく伝えるため

たとえば「うれしい」 という感情にも、大なり小なりの程度があると思います。

「happy」のひとつで乗り切るのではなく、日本語にもたくさんの言い回しがあるように、いろいろな表現を使い分けることで、自分が「どれくらいうれしいのか」をより相手に伝えることができます。

試験にパスするため

英語を学習する方にはTOEICなどの試験を念頭に置いている方も多いと思います。

たとえば選択肢の中から最も適した単語をひとつ当てる際、ひとつの気持ちを示すさまざまな言い方を知らないと、正しく回答することができません。
TOEICなどは単語の言い換え問題が頻出されますので、豊富な単語を覚えることは避けて通れません。

とはいえ、単語は無数にありますので、何も考えずに機械的に手をつけるとキリがなくなって挫折してしまいます。
「単語」を覚えるというよりは、たとえば先述の「うれしい」といったような「表現」を覚えるつもりで学習しましょう!

表現(単語)の性格

同じ意味を表す言葉でも、単語にはそれぞれ性格があります。

強さ

『直接的で攻撃的で力がある言い方』⇔『間接的で紳士的で落ち着いた言い方』

やわらかさ

『 日常的で砕けたカジュアルな表現 』 ⇔ 『 ビジネスでも使われる固い表現 』

その言葉が「どれくらいの強さ」で「どれくらいのやわらかさ」なのかを考えながら見てみましょう!

単語の性格を理解して覚えれば、場面場面において使うべき適切な表現が選択できるようになりますよ!

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