日本語と英語では、文章の表現の仕方が異なります。
ここでは英語の発音の方法を見ていきましょう。
ちゃん
まずは単語から見ていきましょう!
正しい発音の「単語」をつなげることで、「文章」ができあがります。
単語の発音
まずは『音節』ということを考えてみてください。『音節』とは、『音のかたまり』ということです。
例:「Japan」
日本語では『じゃ』『ぱ』『ん』と分かれますが、英語では『Ja』と『pan』という分け方になります。
よく聞く単語だと思いますので、頭の中に『日本人が日本語で言う “ジャパン”』と『ネイティブが英語で言う “Japan”』の違いが浮かぶのではないでしょうか。
この『 』の中の音を、日本語では平等に発声しますが、英語では強弱をつけて発声します。
「はっきり言うところ」と「曖昧くらいに言うところ」の違いが明確なのです。
「Japan」は、『pan』の方に重き(ストレス)を置きます。
『Ja』は口を開くか開かないかくらいの”力を入れない感じ”で、『pan』は”ストレスをかけて”母音の「a」(発音:æ)を押し出すように言います。
その他、緩急をつけた発音の例
他にも、少し単語を見てみましょう。
発音の詳細は [1][2] のコンテンツも参考にしてくださいね!
少し長めの単語
少し長めの、やや難しい単語も、どこにアクセントを置くのか見てみましょう。
最後の「pronunciation」のような、末尾が『~tion』である単語は、その『tion』の前の母音にアクセントが来ることを覚えましょう!
文章の発音
続いては、文章の発音の方法を見ていきましょう。
単語だけではどうしても人とのコミュニケーションは難しいものです。
「生きた英語」を使うためにも、長い文章にも苦手意識を持たずに慣れていきましょう。
強く言う単語・言わない単語
英語の文章の発音には『緩急』が大切になります。
『強く言う単語』と『強くは言わない単語』があるということです。
これは、簡単に言うと『伝えたいこと』を強く言えばいいのです。
この文章で相手に伝えたいことは…と考えると、答えが出てきますよ。
この文章の場合、強く発音するのは「name」 と「Paul」です。
「My」と「is」は、引っ込めて小さく発音するくらいで、「My」は『ム』くらいにしか聞こえません。
「is」は「name」とつながって『ネイムス』くらいに聞こえます。
文章の中の緩急を意識しましょう!
「ロケット化学でもあるまいし」そんな難しいことではないよ、という言い回しです。
この文章の場合、強く発音するのは「not」「rocket」 と「science」です。
『It’s』以外のすべてですが、こういうこともあります。
『伝えたい内容』は、『伝えるために』強く発音しなければいけません。
「~でない」ということも間違いなく伝える必要がありますので、「not」も含まれます。
この文章の場合、強く発音するのは「See」 と「beach」です。
『どうする』『どこで』ということを伝えるのがこの文章の意図です。
この文章の場合、強く発音するのは下記の箇所です。
「think」 「much」 「better」 「take」 「deep」 「breath」 「relax」
伝えたいことは強く言う、逆に考えると『(乱暴に言うと)なくてもいい言葉』は抑えめに言うということになります。
英語は緩急がつけやすい言語です!
むしろ一本調子で話す方が難しいくらいですので、声に出して練習して、ネイティブのような発音を目指しましょう!