企画職

どんなお仕事？

企画職には、新製品の考案や既存製品の改良などを手がける「商品企画」、製品やサービスの販売促進を手掛ける「宣伝企画・広告企画」、営業戦略の立案などを行う「営業企画」といった分類があります。

細かい住み分けは企業によりますが、市場や消費者の動向を分析し、企画の立案から実施、検証、改善…といわゆるPDCAを回しながら製品・サービスの販売拡大につなげていく点は共通しています。

市場調査や消費者分析などマーケティングまでを業務範囲としたり、企業や部署、担当領域によって求められるスキルや知識が異なるため、求人情報を調べる際などは内容はしっかりと確認しましょう。

どんな人が向いている？

企画職は、消費者・顧客の動向や心情を自分ごとと捉え、企画やアイデアを発想しなければなりません。

そのため「人が好きであること、人に興味を持っていること」が前提となり、常に業界の情報やトレンドにアンテナを張る情熱や意欲のある人に適性があります。

企画の決定や実施のためには経営層へのアピール・プレゼンテーションを行ったり、社内のさまざまな人を巻き込む機会もありますので、場面に応じた適切なコミュニケーションが取れる人、周囲との調整力がある人は活躍できるでしょう。

また、企画職は成果が見えるまでに時間がかかる業務ですので、結果を急がずにモチベーションを維持して業務に取り組める前向きな人に向いています。

仕事のやりがい・メリット

さまざまな部署や社外の関係者、またときには消費者・顧客と関わり、華やかなイメージを持たれる花形の職種のひとつです。

新しいアイデアを立案できる面白さや、発想力を活かして企画という形で挑戦できること、そして自身の企画が選ばれたときの喜びがやりがいとなるでしょう。

また企画職の業務は、その結果が会社の業績に影響しますので、人事総務系を除くと、他部署に比べて経営層との関わりが多い傾向にあります。

緊張感やプレッシャーを感じつつも、経営層視点での考えに触れられることは成長のきっかけとなるでしょう。

仕事の厳しさ・デメリット

華やかに見える業務の裏には、やはり苦労やプレッシャーがつきものです。

企画やアイデアを考えてもGOサインが出ない、実行には移せても結果が出ない…それどころか考えが浮かばない、なんてこともあるでしょう。

試行錯誤を何度も繰り返し、関係部署や経営層との調整まで考えながら、地道にコツコツと、実現性のある企画を立案する必要があります。

また、広告や宣伝にはミスがあると取り返しがつかず、企業のダメージとなってしまう場合もあるため、常に正確性と緊張感、有事の際は誠意ある対応が求められます。

キャリアプランのイメージ

企画職は、営業・広告・マーケティングといった領域を幅広く横断し経験することができます。

その経験を活かし、社内でスペシャリストとして部署あるいは経営層サイドでのマネジメント職やマーケティング職などにキャリアアップする道や、コンサルタントとして転職や独立を選ぶ道もあるでしょう。

特に企画職には必須の資格というものはありませんが、商品企画の流れを学べる「商品プランナー資格」、マーケティングの理論が身につく「販路コーディネーター資格」などといった民間資格もあります。

今の自分や将来の自分に役立ちそうな資格は、興味をもって調べてみるのもよいでしょう。

なるはやちゃんにチャットで相談する

「なるはやちゃん公式LINE」は、お仕事に関するお悩みについて人材業界のプロが適切なアドバイスをご提供し、みなさんがもっと自分らしく働くためのサポートや、転職についてのバックアップをさせていただくサービスです。

オススメの求人や、ひとりひとりにマッチする転職エージェントの情報もお届けします！

スマホで手軽にチャットでやりとり！お仕事や転職に関するどんなことでもお気軽にご相談ください！

スマートフォンでご利用いただくコンテンツです。LINEアプリが起動します。
PCの場合、QRコードが表示されますので、スマートフォンで読み取ってください。