介護士

どんなお仕事?

老人ホームやデイサービスなどの施設、あるいは利用者の自宅にて、支援を必要としている利用者の介護に関わる仕事全般 (着替えや食事・排泄・入浴の介助や口腔ケア、事務仕事など) を行います。

また施設で働く場合には、入居者を対象にしたレクリエーションを行うこともあります。

「介護士」とは、介護に関わる業務に携わる人を広く表す言葉で、無資格でも就ける仕事もあるので、働きながら資格の取得を目指すことができます。

どんな人が向いている?

人の役に立ちたい人、人と関わることが好きな人、気配りができる人、臨機応変な対応ができる人…とさまざまに表現できますが、介護現場では、患者・利用者だけでなく家族や職員・業者など多くの人と関わりますので、誰とでも気持ちのよいコミュニケーションを取れる能力が必要です。

患者・利用者や家族の生活の困難さや悩みに向き合うことも多いため、他人の気持ちに感情移入「しすぎる」と精神的なストレスから自身が体調を崩してしまうこともあるため、人の気持ちに寄り添いつつ、適度な距離感を取りながら働ける人が、介護の仕事に向いていると言えるでしょう。

なるはや<br>ちゃん
なるはや
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仕事のやりがい・メリット

介護をしている患者・利用者はもちろん、家族からも感謝されることがたくさんあり、「ありがとう」の一言が日々の仕事に向き合う大きな活力になります。

日々のお世話や介助を行う中で、患者・利用者や家族とのコミュニケーションも密になり深い関係性が築けますが、その相手の快復を目の当たりにできたときも、日々の努力が報われる瞬間です。

障害や加齢などの影響で自分ひとりで身のまわりのことが行えないことに精神的に落ち込む人も多いですが、相手の自尊心を保ちながら適切な距離で寄り添うことで、心を開き、頼ってくれるようなります。

思いやりの心をもって日々の業務にあたることが、やりがいを生むことでしょう。

仕事の厳しさ・デメリット

患者・利用者に付き添うだけでなく、事務仕事なども発生するため、どうしても長時間労働になりがちな側面はあります

また、患者・利用者が必ずしも「いい人」であるとは限らず、加えて体力仕事が多いのも現実で、正しい方法で介助をすることで体への影響は軽減できますが、どうしても自身の体に影響が出てしまう人もいます。

また、慢性的に人手が不足していることも多く(それは就職・転職のしやすさではありますが)、職場環境は見極める必要があります。

キャリアプランのイメージ

介護職の国家資格として、「介護福祉士」があり、取得することで、たとえばチームリーダー・サービス提供責任者・生活相談員などへキャリアアップすることもできます。

また「ケアマネジャー (介護支援専門員)」を資格を取るとケアプランの作成や介護におけるコーディネートができたり、「福祉用具専門相談員」は福祉用具の選び方や使い方のアドバイスのできる専門家であったり…と、資格やキャリアパスは広く多く存在します。

自身の望む働き方や、取得を目指す資格や理想の職場環境を考えてみるとよいでしょう。

なるはや<br>ちゃん
なるはや
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