塾講師 / インストラクター

どんなお仕事？

塾講師の仕事は、現場によって異なりますが、「生徒に教科を教える」と「保護者対応などのアフターフォロー」に大別されます。

事務処理としては採点や成績管理、面談にて生徒の様子や勉強への取り組み方や家庭での接し方のアドバイスなども行います。

塾に滞在する時間はなるべく生徒とコミュニケーションを取るべく、生徒に声がけを行なったり、進路相談に時間を割いたりと、生徒が真剣に勉強に向き合えるようモチベーションコントロールを行います。

インストラクターについては、上記の内容がたとえばスポーツやフィットネス、あるいは習いごとに変わったもので、自分の持っている知識や経験をもって、顧客にあたる生徒の目的や目標の達成に向かって伴奏する役割となります。

どんな人が向いている？

人のために何かをしたい、人に教えることが好き、人と接することが好き、子供が好き、また根気がある人に向いています。

塾講師の場合「成績」という目に見える指標がありますし、インストラクターの場合は人によりさまざまな「目標」という指標があります。

自分の持つノウハウを伝えることで相手の成長や変化のお手伝いをできることにやりがいを感じられる人に向いています。

仕事のやりがい・メリット

塾講師であれば、勉強嫌いであった生徒を粘り強く見守り指導した結果「わかるようになった」「家でも楽しく勉強できるようになった」というような声をもらったときの喜びはひとしおでしょう。

インストラクターであれば、たとえば生徒の「来た時よりも帰るときの表情が明るくなっている」ことに気づいたとき、「生徒の上達を感じたとき」「先生のおかげよ」などと声をかけられたとき、その日の仕事が報われたと感じることでしょう。

ささやかなことかもしれませんが、人と関わる仕事なので毎日何かしら心の動くことがあるものです。

仕事の厳しさ・デメリット

「生徒」も「顧客」であるという視点に立つことも大事なので、指導や教育をしつつも、距離感をきちんと保ちきバランスを取ることが大切になります。

どうしても成果の出ない生徒に対するアプローチを考えるときなどは大変さを感じるかもしれません。

また、指導以外の事務仕事で残業が多く発生してしまうとき、事前準備が必要なことも多く時間を取られてしまうときなど、大変さを感じるでしょう。(事前準備や事務処理などが勤務時間に含まれるかなどは企業により異なります)

キャリアプランのイメージ

生徒それぞれに個性があり、最適な対応をするにはマニュアル通りの対応では叶わず、塾講師・インストラクターともに、コミュニケーションスキルと、コーチングスキルが身につきます。

また生徒だけでなく、同僚とのコミュニケーションも多くチームワークも築かれるでしょう。

身につけたスキルや知識・経験を活かして、リーダーやマネージャーといった管理職のポジションを目指したり、異業種転職としてコミュニケーションを大切にする接客のお仕事へキャリアチェンジしたり、事務処理能力を活かして一般企業へのキャリアチェンジする人もいます。

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