看護師

どんなお仕事？

医師の指示に基づく診療補助・医療行為と、患者の療養上の世話が基本業務です。

資格として「看護師」と[准看護師」があり、基本的に業務内容は同じですが、看護師は自ら看護計画を立てることができます。

勤務先は病院のほか、介護施設や病児保育施設など多岐にわたり、勤務先により、手術の有無、受付業務の有無など業務内容が変化します。

医師や職員と患者をつなぐ、専門知識とコミュニケーション能力が大切なスペシャリストであり、看護師になるには、国家資格を取得し、専門的な知識や技術を学ぶ必要があります。

どんな人が向いている？

国家資格の所持は誰でも必要ですが、そこに加え、相手の立場になって物事を考えられる人、人と接することやコミュニケーションを取ることが好きな人に向いています。

患者と接する機会がいちばん多いのは看護師です、患者の出す身体の状態の変化や要望など患者の出すサインにいち早く気づく洞察力も求められます。

幅広い仕事内容をこなしていくうえで、体力や精神力、根気と気配りも必要ですが、人の役に立ちたい、人を助けたいといった気持ちがある人なら、やりがいを感じながら働き続けられます。

仕事のやりがい・メリット

患者さんが治療と看護によって順調に回復していく様子がわかるとき、また日々のお世話に対して患者さんやご家族からお礼を言っていただけるときはやはりうれしいものです。

また、専門業務のため、経験を積むことで幅広い知識と技術を手に入れることができ、自身のスキルアップを日々確実に感じられます。

専門性を深めていきたいという向上心のある方や、専門知識を生かして長く働きたいという方にもおすすめです。

仕事の厳しさ・デメリット

診療科によりますが、慣れないうちは、人の死というものに対応するのが大変なこともあるでしょう。

家族への配慮とともに、自分の精神状態もしっかりケアすることが大切です。

チームで業務を行い、人の命を預かる仕事なので責任は重く、常に緊張感が求められます。

また生活リズムが不規則になったり、たとえば急な手術や対応などで拘束時間が長くなることもあります。

キャリアプランのイメージ

さまざまな診療科でスキルを磨き経験を積むことで、自分がやりたい看護の分野が見えてくるので、目標の分野でのキャリアアップを目指すのもよいでしょう。

また、認定看護師や専門看護師の道、看護教員として学生指導に関わるなどの選択肢もあります。

また、ライフステージの変化でいったん職務を離れたとしても、手にしている資格は一生ものです。

積み重ねた経験を活かし、自身の状況に合わせた働き方を選ぶことで、長く仕事を続けることができます。

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